こだわりの欧仏風デザイン。地域のランドマークとなる、洗練されたファサード



特徴的な色彩を放つ洋瓦と、質感豊かな塗り壁やアクセントタイルを組み合わせることで、優雅な南欧の街並みを思わせる格調高いファサードを実現しました。
外壁上部のアイアン調のアクセントパーツや、中央に配したホワイトモールが、デザイン性をさらに高め、建物のアイデンティティを確立。
エントランス付近には、レンガ調のインターロッキングを曲線状に配し、芝生やシンボルツリーと調和させることで、来園者を温かく迎え入れる空間となっています。

デザイン性だけでなく機能面も追求しており、メインファサードではない外壁には、優れた断熱性と軽量性を併せ持つALC(軽量気泡コンクリート)を採用。
意匠性とコストパフォーマンスを両立させたこども園建築です。
夜景ファサード



園児たちが降園した後の、静かな夜のファサードです。
全面に設けられた大きな窓から外部へとこぼれる電球色のライトが、とても印象的な夜景を創り出しています。
温もりのある光に包まれた建物は、昼間の賑やかな雰囲気から一転して幻想的な佇まいとなり、地域を優しく見守るような安心感を与えてくれます。
明るい木目に癒される、開放感あふれるエントランス・ホール

ナチュラルカラーの木目でトータルコーディネートされた、明るく穏やかな空気感が漂うエントランスです。

1階ホールは、空間に圧倒的なゆとりを持たせることで、子どもたちが窮屈さを感じずにのびのびと過ごせる広々とした大空間を実現しました。
シンプルでありながら質感にこだわったインテリアが、園全体の洗練されたブランド力を形作っています。
開放感と家庭的な温もりが調和する1階保育室(0・1・2歳児室)

▲0歳児 保育室

▲1歳児 保育室

▲2歳児 保育室
1階に配置された乳幼児(0歳・1歳・2歳児)のための保育室は、床から天井まで届く全面の大開口サッシを採用しました。
室内に豊かな自然光をたっぷりと採り入れ、明るく健康的な空間をつくり出しています。
窓越しには広々とした園庭、そしてその先に広がる美しい野原を一望できる絶好のロケーション。
日常的にスケールの大きな自然を感じることで、子どもたちの豊かな発想力や感性を育む環境を目指しました。
インテリアは、カジュアルな木目調の腰壁をアクセントにした、おしゃれで飽きのこないシンプルなデザイン。
「我が家のように落ち着いた雰囲気の中で保育を行いたい」という施主様のご要望を形にした、温もりある空間です。
自然の心地よさを取り込む2階保育室(3・4・5歳児室)

▲3歳児 保育室

▲4歳児 保育室

▲5歳児 保育室
3歳・4歳・5歳児クラスが過ごす2階の保育室は、窓越しに広がる緑豊かな竹林や山々のロケーションを室内に取り込む配置計画を行いました。
建築的な工夫として、太陽光の高度を計算した「1mの庇」を設置。これにより、冬は日射熱を取り込んで部屋を温め、夏は強い直射日光をカットするパッシブデザイン(自然エネルギー利用設計)を可能にしています。
園児が毎日を穏やかに過ごせるよう、家具から壁面までを木目の優しい質感でコーディネート。全体のトーンを抑えたからこそ、窓の外の美しい自然と、階層ごとに色を変えたこだわりのカーテンが引き立つ、意匠性の高い保育空間に仕上がりました。
利便性と省スペースを両立。通路から荷物を出し入れできる前室収納

ロッカーは保育室前の通路スペースにレイアウトしました。
通路側・保育室側の両方からアクセスできる仕様にすることで、送迎時の荷物の出し入れをスムーズにし、先生や保護者の方の作業負担を軽減します。
すっきりとした通路の壁面には、大型の掲示スペース(コルクボード)も一体化させ、園からの連絡事項を視認しやすく設計。
デザイン的な美しさと、毎日の使いやすさを徹底的に追求した、機能美あふれる通路・前室空間です。
オープンキッチンスタイルのランチルーム


子どもたちが一堂に会し、楽しくおしゃべりをしながら食事を共にする広々としたランチルームです。
最大の設計のポイントは、調理スタッフの様子や給食ができるまでのプロセスを間近に感じられる、厨房に面した大きなガラス窓。おいしそうな香りと共に調理風景が視界に入ることで、子どもたちの食への感謝や興味を自然と育む「食育」に配慮した空間計画を行いました。
インテリアは他室と同様に、温かみのある木目調の腰壁とナチュラルな家具でトータルコーディネート。我が家にいるようなリラックスした雰囲気の中で、心地よいランチタイムを過ごすことができます。
行事を支える天井高3.5mの遊戯室ホール


園児全員や保護者の方々が一度に集う遊戯室は、大人数が集まっても窮屈さを感じさせないよう、天井高を3.5mと高く設定しました。
この縦方向へのゆとりが圧迫感を大幅に低減し、伸びやかで開放的な大空間を生み出しています。
天井を高く確保した設計は、視覚的な心地よさだけでなく、室内全体の音響効果を向上させる役割も果たしています。
本格的な演劇や音楽発表会、各種行事にも最適な響きを実現しました。
安心・安全をカタチにした衛生空間(沐浴室・トイレ)

▲沐浴室
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▲1階 トイレ(0・1・2歳児)
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▲2階 トイレ(3・4・5歳児)
園児たちが毎日使用する衛生空間は、徹底した安全性と、年齢ごとの発育に応じた機能性を追求して設計しました。
沐浴室には、最新の衛生器具設備を導入。万が一の誤操作による熱湯の出湯を防ぐ安全設計を施し、確かな安心構造を担保しています。
幼児用トイレは階層や年齢に合わせて仕様を最適化。
乳幼児用にはシャワーブースやサポート手すりを完備し、3・4・5歳児用にはカラフルに色分けされた個室ドアを採用することで、子どもたちが自発的に楽しく排泄習慣を学べる(トイレトレーニング)工夫を凝らしました。

▲1階共用部 バリアフリートイレ
共用部にはバリアフリーに対応した多目的トイレも配し、誰もが不自由なく利用できるユニバーサルデザインを確立しています。
円滑な園運営を支える機能的なオフィス環境(職員室・相談室・医務室)
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▲職員室
職員室は、個々の事務デスクエリアとは別に、グループでのミーティングや書類作業がスムーズに行える独立したワークスペースを確保。
機能的でコミュニケーションの取りやすいオフィス環境を構築しています。

▲医務室
職員室と大きな室内窓を介して隣接させたのは、体調不良の園児を休ませるための医務室です。
事務作業中であっても常に室内の様子に目が届き、緊急時にも素早く適切な初期対応ができる見守り動線を実現しました。

▲相談室
プライベートな相談やデリケートな対話にも柔軟に対応できるよう、完全個室仕様の相談室も併設しています。
基準を大幅に超える広大な園庭と、プライバシーを確保した2階屋外プール


▲園庭
周辺の豊かな山並みに包まれた地上エリアには、認定こども園の設置基準規定を大幅に上回る圧倒的な広さを持つ園庭を確保しました。
自然のぬくもりを感じる大型の木製複合遊具や日よけ付きの砂場スペースをゆったりとレイアウト。
子どもたちが全力で走り回り、豊かな感性と健やかな身体を育める抜群のロケーションを実現しています。

▲2階 プール
2階の屋外テラスには、子どもたちが大好きな夏の水遊び空間として専用のプールを計画しました。
こちらの最大の工夫は、周囲からの視線を完全に遮断する高めの外壁(目隠し壁)で空間を囲んだ点です。
園児たちのプライバシーとセキュリティを徹底して守ることで、周囲を気にせずのびのびと水遊びを楽しめる安心の環境を創出しました。
ドローンによる航空撮影

関連ページ / SNS
▶ 建築ジャーナル2020年7月号「真愛三ツ谷こども園」掲載
▶ 社会福祉法人 桔梗苑福祉会 真愛三ツ谷こども園 HP|https://shinaimitsuyakodomoen.jp/
▶ Instagram(https://www.instagram.com/ookadesign/)
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