大規模木造建築物 1時間耐火建築物 認定講習会を受講しました!
昨今の建築業界においては、さまざまな理由から大規模建築物においても積極的に木造を採用することが多くなってきています。
最近では鉄骨造の鋼材の納期が6ヶ月以上かかるという異常事態であったために、一気に大規模木造建築物の需要が高まった背景があります。
弊社が設計監理させていただいているサービス付き高齢者向け住宅2200㎡(665坪)も準耐火建築物にする必要がありますが、木造を採用しています。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりも木造を採用する方がトータルコストは下がりますが、そもそも木造を耐火構造にする必要があるため、法規的な要求により非常に複雑な建築物の構造となります。
そのためにも専門的な知識をより深めるために、「大規模木造建築物 1時間耐火建築物 認定講習会」を受講しました。
こちらは現在工事中(設計監理中)の大規模木造建築物の現場の様子です。
構造は木造ですので当然木の柱と梁によって構成されていますが、耐火性能が要求されるため木の柱は全て耐火被覆するため、仕上面で木部が見えてくることは実はないです。
今後も状況に応じて必要な最新知識を身につけ、お施主様の様々なニーズにお応えできるように努めて参ります!